神代植物公園

神代植物公園へ。植物ガイドボランティアの方々が、木ノ実の標本を300種類くらいを展示しておられた。マメ科、ブナ科、バラ科、モクレン科など、分類され分かりやすく、色とりどりで楽しい。松ぼっくりのサンプルも40種くらいあり、一番大きいものは成人の頭くらいの大きさだった。サンプルは膨大な数で、旬のものが揃っている。リタイアされたくらいの年齢の方がほとんどだった。その場で「暇?」って呟いた人がいたけど、いやいや、好きなことを楽しまれているのだと思う。話が飛躍するけれど、植物博士の牧野富太郎は小学校を中退し、植物採集に明け暮れ、経済的に困窮しながらも観察記録を続け、晩年、日本初の植物図鑑を完成させたそうだ。奥さんもおおらかな方だったらしい。好きなことをずーっと楽しめるのって才能みたいなもののような気がする。で、その積み重ねの先に、何か集大成となることが、あるひとにはあるのかな。